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コラム-グリーンラッシュはグリーンクラッシュと弾け散ったか??-

10/13/2019
このところの大麻・カンナビスセクターは好調な株式市場の恩恵を受けることなく、全体として大きく下げている。いくつかの大麻企業は昨年の最高値から40%近くも下げているものもある。大きな理由としてウォール・ストリートジャーナルやファイナンシャルポストで挙げられているのは、これまで大麻企業が発表してきたあまりにも楽観的すぎる将来予想が、四半期決算などの数字を見る限りかなり怪しいものだったのではないかと、投資家から見られているからとのこと。

カナダの大手大麻企業であるヘクソ・コープは、2020年度の年間売上予想を330億円(C$400M)としているが、先日発表した四半期決算では2019年度の売上予想は40億円(C$46.5M〜C$48.5M)としており、伸び率を考えても2020年予想は外しそうな勢いだ。

大麻企業の時価総額の変化も見逃せない。
ティルレイはこの1年で企業価値を1兆5000億円を毀損し、オーロラ・カンナビスは6800億円毀損した。カナダの大麻企業上位10社中6社は、時価総額を半分以下に下げている。カントラストは先日のスキャンダルで時価総額は最高値より80%以上も下げている。


Image:Financial Post, ©Financial Post

今後投資家は、四半期決算などの数字を見て、成長性、財務健全性などをより一層シビアな目で審査してくるだろう。
明日の株価が上がるか下がるかは神のみぞ知るだが、少なくとも投資にあたっては、財務指標の確認はマストだ。
また、社会状況の変化にも気を配っていく必要がある。昨今のVapeによる健康被害の調査動向や、アメリカ大統領選がある2020年の結果如何によって大きく状況が変化する可能性がある。もし2020年、米国連邦全土で大麻が合法化されれば、一気に機関投資家などからも資金が流入してくる可能性が高まる。
グリーンラッシュが弾けてグリーンクラッシュとなるのか、そのままラッシュし続けるのか、今後も目が離せない。

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