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エフィリアはグリーン・グロース・ブランズのTOB提案を改めて拒否

02/06/2019
グリーン・グロース・ブランズ(Green Growth Brands Inc, CSE:GGB)から敵対的TOBを仕掛けられているエフィリア(Aphria Inc, TSX: APHA, NYSE: APHA)だが、経営陣が改めてTOBに応じる意思はないことを発表した。

エフィリアによるとTOBが成立した場合、下記のようなデメリットがあるため拒絶するとしている。

・エフィリア株1株に対してGGB株1.5714株を割り当てるというGGBの条件は、現在の株価を考えると信じられないくらいアンダーバリューされた価格となることから既存株主の権利を毀損するとしている。

・TSX市場やNYSE市場から上場廃止となることは、戦略的パートナーなどから見てエフィリアが魅力的に見えない場合があり、メリットがない。

・エフィリアの株主は事実上カンナビス業界で限られた運営経験しかないGGBにAphriaの36%の持分を与えることになる。

・GGBは、エフィリアを独立した会社であり戦略的パートナーとして、大きな価値創造を目指すエフィリアの明るい見通しを含んでいない。

エフィリアのアーウィン・サイモン取締役は、
「エフィリアは、第2四半期の好調なセールスと製造力増強で世界で継続的成長を見せており、これまでにないほど長期的価値を株主に提供しています。過去5年間、大麻産業の世界的リーディング企業の一角として栽培、製造、リサーチ、流通、そして世界的パートナーとのアライアンスをもって業界を牽引して来ました。これからも競争力のあるその土台を生かしてエフィリアは数年間にわたって株主価値を高めていくことでしょう。その成長は、製造力の増強やオートメーションの強化、ヨーロッパやラテンアメリカでの医療大麻市場の拡大も含まれており、また、カナダでの娯楽用大麻解禁によりマーケットシェアの拡大、カンナビス健康補助食品部門でも商品開発を進めていくことに裏付けされています。GGBの敵対的TOBは、これらの我々の明るい見通しを無視しており、そのため彼らの提案を受け入れることはできません。」
と語っている。

このTOBに関して、エフィリアでは説明ページを設けている。
https://aphriafuture.ca/

Original Source;
https://aphria.ca/blog/aphrias-board-of-directors-rejects-green-growth-brands-hostile-takeover-bid/

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