aurora and alcanna sign agreement

オーロラ・カンナビスが2019年第2四半期の決算を発表

02/11/2019
オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis Inc, NYSE:ACB, TSX: ACB),は昨年12月末に締めた2019年第2四半期の決算結果を発表した。

<2019年第2四半期決算ハイライト>
・売上は40.7億円(C$54.2M)となり前期から83%増、前年同期からは363%UPとなった。売上内に占めるカナダでの娯楽使用からの売上額は約16.2億円(C$21.6M)となっている。また世界での売上は約18.2億円(C$26M)となり、売上額では8%増、ボリュームでは23%UPとなった。

・平均販売価格は合法化したカナダの税制に影響を受けたことと、卸販売価格の低さもあり、今後もオーロラは医療大麻の分野を重点的に拡大して行くとのこと。

。カンナビス販売のマージン率は前期の70%から54%へとダウンしている。これはグラム当たり乾燥花の販売価格の低下と医療大麻への税金、オーロラにおけるカンナビスオイルの販売シェアの低さなどが起因とのこと。また政策に合わせてパッケージの変更やフル稼働に向けて準備をしているオーロラ・スカイの施設への費用がかさんだためとのこと。今後はカンナビス派生製品のラインナップを拡充し、カナダ保健省から許可が下りればマージン率は改善するとしている。

・カナダでの娯楽使用からの売上額は約16.2億円(C$21.6M)となったことは、現在取得できるカナダ保健省からのデータでみると、娯楽使用マーケットで約20%のマーケットシェアをとったこととなる。

・1グラム当たりの製造費用はC$1.45からC$1.92に上がっているのは、オーロラ・スカイのフル稼働最適化の一時的な費用増のため。また、娯楽使用マーケットが10月にスタートしたことによる一時的な費用がかさんだためとのこと。

・オーロラ・スカイの施設がフル稼働できるように完成し、間も無くカナダ保健省からも許諾がおりることとなっている。近々では予想以上の収穫量を生産することができており、環境、栄養コントロールや生育方法ともにすべて順調に機能しているとのこと。

・オーロラの販売管理費は、MedReleafを含む最近買収した会社の買収費用や販売および一般管理費と相殺されたため、前四半期比で安定していた。

・2018年12月31日現在、主にデリバティブ投資に対する時価評価調整額約142.5億円(C$190M)を含む現金以外の費用は、約180億円(C$240M)の純損失に大きく影響した。

・2019年1月に、約380億円($345M)の転換社債の発行を完了。その調達資金は主にカナダと世界市場での継続的な高成長を後押しするために割り当てられた。

<今後の展望>
今後1年から1年半は、引き続き高品位なカンナビス製品をカナダと世界に販売して行くこととなり、それが成長につながる。
また、現在12万キログラムの製造規模を誇っているが、今後3月末までに15万キログラムまで拡張する予定だ。オーロラ・スカイがフル稼働になれば製造コストを大幅に下げることが可能になり、マネジメントチームはグラム当たりC$1を切ってくることを期待している。

Original Source;
https://investor.auroramj.com/#

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