aurora and alcanna sign agreement

オーロラ・カンナビスが四半期売上82億円となるQ4決算を発表

09/12/2019
垂直統合型大麻企業大手のオーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis Inc, NYSE:ACB)は、6月30日に締めた第4四半期決算を発表した。

<決算ハイライト>

・大麻販売からの売上は前期より61%UPの78億円(C$94.6M)。

・カナダ国内での大麻売上は52%UPの37億円(C$44.9M)。

・医療大麻からの売上は10%UPの25億円(C$29.7M)。

・大麻卸販売からは16.6億円(C$20.1M)の売上を記録。

・大麻販売1グラム当たりの現金コストは前期より20%下がってC$1.14となった。

・生産量は前期より86%増えて29,034kgだった。

・大麻販売におけるグロスマージンは3%UPして58%となった。

・オーロラ・カンナビスに登録している医療大麻患者数は10%UPの84,729人となった。またこのプレス発表時には約89,700人となっており6%の増加を記録している。

・調整後EBITDAは9.7億円(C$11.7M)の損失となっているが、前期30.2億円(C$36.6M)の損失からは68%改善している。

<事業ハイライト>

・297億円(C$360M)のクレジット・ファシリティを保全し、将来の設備投資や事業拡張に備えることに成功。

・保有していたザ・グリーン・オーガニック・ダッチマンの28,833,334株を$C3で売却し、71.4億円(C$86.5M)を調達。

<年間決算ハイライト>

・売上が前年から349%UPとなる204.5億円(C$247.9M)を記録。

・大麻販売におけるグロスマージンは前年の65%から55%へとダウンした。

・大麻生産量は57.442kgとなり、販売量は36,628kg。それぞれ920%UPと629%UPとなる。

オーロラ・カンナビスCEOのテリー・ブースは、
「2019年、オーロラは大麻業界において、その開発、リサーチ、生産技術、国際マーケットなどにおいてグローバルリーダーとしての地位を固めてまいりました。我々は戦略的指針をきっちり遂行してまいります。こうした姿勢により今期Q4も大きく売上を伸ばせたと思いますし、今後も業界随一の大麻生産技術を用いて、高品質な大麻を大きな市場へ供給してまいります。」
と述べている。

Source;
https://investor.auroramj.com/news-and-events/press-releases/122920/

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