大麻企業へデータ解析を提供するヘッドセットがシリーズAで13億円調達

01/08/2019
ディスペンサリーなどのカンナビス関連企業にデータ解析やCRMを提供するヘッドセット(Headset)がシリーズAとなる資金調達ラウンドで13億円を調達したことを発表した。
ヘッドセットはリーフライの共同創業者でもあった人物が立ち上げた企業で、今回の調達ラウンドにはポセイドン・アセットマネジメント、AFIキャピタル・パートナーズ、キャノピー・リバースなどが参加した。
調達資金の使途は今後の製品やサービス改良に向けられる予定で、今後同社はアメリカだけでなく世界市場へ向けてもサービスを広げていくこととなる。また今回の調達によって、今後飲料メーカーや金融機関などとの橋渡しにも有効に利用されるとのこと。
キャノピー・リバースはその名の通りキャノピー・グロースの投資ビークルであり、ポセイドンもカンナビス業界の中では重要な投資会社の一つである。これらの協力によって世界への進出を後押ししていくことになるだろうとのこと。

キャノピー・リバースのナルベ・アレクサンドリアン事業開発副社長は、
「ヘッドセットの持つディスペンサリーなどの小売店のデータは今後のカンナビス産業にとって革命を起こすような可能性を秘めています。カンナビス市場が熟成されればされるほど、データの重要性は高く競争への重要度が高くなります。市場のトレンドを掴んだり、購買行動の変化やデモグラフィック的な変化ですらリアルタイムに取得することが可能となり、それらは今後ますます重要になってくるでしょう。」
と述べている。

ヘッドセットのCEO,サイ・スコットは、
「今回出資していただいた会社はそれぞれ素晴らしい知見と強固なネットワークを持っており、我々はその知見とネットワークを活かすことで全く新しい成長を歩むことになるでしょう。市場を拡大し製品開発を推し進め、このカンナビス産業界でのデータ企業としてリーダーシップを引き続き発揮していきます。」
と述べている。

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