Sunniva-Cannabis -strategic Ventures

クロノスグループがDNAシーケンスのギンゴ・バイオワークスと提携

09/04/2018
カナダでの供給量の不透明感をシトラス・リサーチから指摘されて株価が一時28%強も下がったクロノス・グループ(CRONOS GROUP NASDAQ:CRON)だが、プラントベースからのカンナビノイド製造ではなくバイオテクノロジを利用したカンナビノイドの製造に関してギンゴ・バイオワークス(GINKGO BIOWORKS)とパートナーシップを結んだと発表した。

カンナビノイドは様々な医学的用途に使用されると考えられているが、一本のカンナビスからは非常に少量しか採取できないことが問題だった。今回のクロノスとギンゴ・バイオワークスの提携では、これまでより効率的にカンナビノイドを生産することを目指す。

クロノスのマイク・ゴーレンスタインCEOは、
「クロノスはこれまでにも革新的なカンナビノイドの生産プラットフォームを築いてきたが、カンナビノイドの適用範囲は恐ろしく広い。そして成功するためにはそのカンナビノイドベースの製品をより安価に、信頼できるクオリティでTHCやCBDだけでなくカンナビノイドの効果全てを失うことなく提供することが必要だと考えています。」
と述べている。

ギンゴは高度に自動化したDNAシーケンスなどの技術を保持しており、カンナビノイドをイースト菌へ写すことによって、ビール醸造とおなじような方法でカンナビノイドが製造できるのはないかと考えている。またギンゴの技術によって、これまでは極微量しか採取できなかったTHCやCBD以外のカンナビノイドも大量に生産可能にすることを期待している。

今回の提携では、最終的に全てのマイルストーンが満たされるとクロノスはギンゴに$100M(約110億円)を支払うディールだ。
マイルストーンは200リットル以上製造した際のキログラム単価が1000ドル(約11万円)以下となること。そしてそれぞれカンナビノイドが以下の比率で含まれていることとなっている。
THC(A), 20%; CBD(A), 15%; CBC(A), 10%; CBG(A), 10%; THCV(A), 15%; CBGV(A), 10%; CBDV(A), 10%; CBCV(A), 10%.

Original Source;
https://thecronosgroup.com/a-landmark-partnership-to-produce-cultured-cannabinoids/

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