01/03/2022
グリーンローズ・ホールディング・カンパニー： The Greenrose Holding Company Inc.(OTC: GNRS, GNRSW)は、先に発表したアリゾナ州のTrue Harvest, LLCの資産買収完了を発表。
買収の条件として、グリーンローズは買収完了時に5760万ドルの対価を支払った。その内訳は、現金1250万ドル、転換社債2300万ドル、引き受けた負債460万ドル、グリーンローズ社の普通株式1750万ドルとなっている。また、True Harvest社が取引完了後36ヶ月以内に、大麻の総生産量に対して大麻1ポンドあたりの価格が一定の水準に達したことを条件に、グリーンローズは最大3,500万ドルの追加対価を、普通株式で支払うことになる。
Greenrose社のCEO兼取締役のMickey Harley氏は、
「True Harvest社の買収が完了したことで、Greenrose社の南西部への進出が拡大し、当社の成長戦略が継続的に実行されていることを示している。True Harvest社の優秀な栽培チームと協力して、高品質な花を中心に会社を発展させていくことを楽しみにしている。アリゾナ州とコネチカット州に強固な栽培拠点を持つ当社のプラットフォームは、これらの新しいレクリエーション市場が提供する成長機会を捉えるのに適したものであると確信している。これまでの歩みを誇りに思うとともに、2022年に向けて、当社のプラットフォームをさらに拡大し、戦略目標を実行していきます」
と述べている。
グリーンローズは、2021年11月26日に、コネチカット州に本拠を置くセラプラント社の買収による企業結合を完了している。True Harvest社とTheraplant社の2022年の見通しを、コネチカット州での娯楽用大麻の販売が2022年第4四半期に開始される見込みであることを反映して修正し、True Harvest社とTheraplant社を合わせた2022年通年の売上高は、1億2,000万ドルから1億4,000万ドル、2022年の純利益は800万ドルから1,400万ドル、2022年の調整後EBITDAは7,500万ドルから8,500万ドルの範囲に収まると予想している。
＜＜大好評発売中！！＞＞
「投資に役立つ！よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著
「ダメ！絶対！」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。
