事業再建中のメッドメンが3月締結の社債条件を変更

07/05/2020

米国複数州で大麻ディスペンサリー事業を展開するメドメン・エンタープライズ・インク(MedMen Enterprises Inc, CSE:MMEN, OTCQX:MMNFF)は、ゴッサム・グリーン・パートナーズ、ステーブル・ロード・キャピタルおよび関連会社を含む特定の債権者、および最も重要な不動産業者であるツリーハウス・リアル・エステート・インベストメント・トラスト(以下「ツリーハウス」)との間で、メッドメンの小売事業の拡大を支援するための財務再編・再生計画(以下「計画」)の一環として、最終合意書を締結したことを発表した。この計画では、今後12ヶ月間に35億円($32M)の返済を延期し、バランスシートの柔軟性を高めることになるとのこと。

メドメン暫定CEOのトム・リンチは、
「当社の再建計画を実行することは、メドメンが米国をリードする大麻小売業への道を確実に歩み続けるための最良の方法です。債権者や家主からの幅広い支持を受けていることで、事業再生を継続し、クラス最高の小売事業を成長させ、フリーキャッシュフローの黒字化に向けて邁進できると確信しています。」
と述べている。

ただし、既存株主にとっては、大幅な株式価値の希釈化につながる動きとなるようだ。

Source;
https://investors.medmen.com/press-releases/press-release-details/2020/MedMen-Announces-Lender-and-Landlord-Support-for-Company-Turnaround/default.aspx


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