12/28/2020
前回に引き続き、12月の大麻企業関連ニュースのまとめ第2弾。
<12月のニュース>
・コロンビアケアがグリーンリーフメディカルを買収
コロンビア・ケア(Columbia Care Inc (NEO:CCHW, CSE:CCHW, OTCQX:CCHWF)は、大西洋中部地域に拠点を置く統合型大麻マルチステート事業者(MSO)であるグリーンリーフ・メディカル・エルエルシーを約2億4000万ドルで買収した。契約には、業績に応じたマイルストーンの追加支払いを認める付帯契約がついている。
コロンビアケアは、カリフォルニア州とコロラド州という世界最大の大麻市場で市場リーダーとしての地位を確立した2つの買収に続き、グリーンリーフの買収により、コロンビアケアは4つの主要な市場での事業規模とフットプリントを拡大し、大麻シードから販売までの事業規模と能力を大幅に強化する。規制当局の承認プロセスを経て、コロンビアケアは、ペンシルバニア州、メリーランド州、オハイオ州、バージニア州で最大規模かつ最も効率的な事業者の1つとなる。
・AYR StrategiesがLiberty Health Scienceを買収
垂直統合型大麻マルチステートオペレーターであるAyr Strategies (CSE:AYR.A, OTCQX:AYRWF)は、フロリダの垂直統合型大麻オペレーターであるLiberty Health Sciences (CSE: LHS, OTC: LHSIF, 以下「Liberty」)を2億9,000万ドルの株式交換で買収することを発表した。さらに、Ayrは、ニュージャージー州認可の大麻オペレーターであるGSD NJ LLCの会員権を総額1億100万ドルで取得することを発表。これらの取引を含め、Ayrは7つの州で7,300万人をカバーし、4つの成人向け市場と3つの医療市場を含む地域で事業を展開することになる。
・コロンビアのClever LeavesがNASDAQに上場
コロンビアを中心に大麻事業を展開するクレバー・リーブス(Clvere Leaves NASDAQ:CLVR)が、シュルツ・SPAC(特定買収目的会社)との合併が承認され、NASDAQへの上場を果たした。クレバー・リーブスは、カナダ、コロンビア、ドイツ、ポルトガル、米国で事業構築をおこなっており、業界をリードするグローバルカンナビノイド企業の一つになることを目指している。ティッカーシンボルは「CLVR」。
<<大好評発売中!!>>
「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著
「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。