09/19/2018
昨日一般紙でも大きく取り上げられたコカコーラが大麻入り飲料へ参入との観測に関して、そのコンタクト先ではないかと噂されたオーロラ・カンナビスがカナダ投資規制委員会(Investment Industry Regulatory Organization of Canada)への質問に答えた。
オーロラ・カンナビスは、
「現在も様々な業種の企業とコンタクトしているが、現在のところ飲料メーカーとパートナーシップを締結するような取決め事項は無い。」
と発表した。
このところ、飲料メーカーとカンナビス企業の提携がささやかれることが多くなってきている。
大きなきっかけとなったのはコロナなどを有するコンステレーション・ブランズがキャノピー・グロースへ4000億円の出資をしたことだろう。その後モルソン・クアーズなどもカンナビス業界への進出を狙っていると伝えられており、ハイネケン傘下のラグニタスはすでにカリフォルニア州でHi-Fi Hopsというカンナビス成分入りの炭酸飲料をリリースしている。
今後は販売形態も、消費形態もこれまでのアルコールに近い形になっていくと予想されていることが多く、また、市場シェアもアルコールと食い合う形になることが予想されている。そのため、アルコール飲料メーカーとカンナビス関連企業との提携などは今後もいくつか発表されると期待されている。また、同様の市場としてはタバコ産業との提携も考えられる。
今回のコカ・コーラの報道には少し驚いたが、カンナビスの消費動向も喫煙からエディブル(食用品)やコンセントレートにトレンドが変化している。THCなどのカンナビノイド含有率を競っていた時代から今後は「集中力UP」や「リラックス」、「クリエイティブ」などもっと使用目的に合わせた製品開発が進められ、また、いかに早く効くかというようなところへ焦点が移ってくると考えられている。そうなると、例えば、レッドブルのTHC入りバージョンが出たっておかしくない状況なのだ。
そのためにも今後も様々な企業との連携が生まれていくだろう。
現在の日本で唯一無二で貴重な記事をありがとうございます。
うーん。面白いですね。資金は乏しいけど株式に投資したくなってきます。急変化する大麻事情の最先端に触れることができる環境が羨ましい。
今の日本との情報格差が異常過ぎて信じ難いですね。完全に情報統制されてるってことかな。
コメントいただきましてありがとうございます。
大麻に関しては、日本で触れられる情報とアメリカや海外で触れられる情報には差が生じてしまっていると感じます。
今後も出来る限り最新の情報をお届けできるよう努めてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。