09/19/2018
モルガン・スタンレー(MS)のデビッド・リボウィッツが伝えるところによると、アメリカ麻薬取締局(DEA)は、GWファーマシューティカルズ(GW Pharmaceuticals, NASDAQ: GWPH))のCBD含有薬品「エピディオレックス(Epidiolex®)」のスケジュール分類を、これまでのコカインやヘロインなどと同じスケジュール1からザナックスなどと同じスケジュール4に引き下げるだろうと、MSが予測しているとのこと。
エピディオレックスはてんかん症の中でも難治なドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群への効果が認められておりすでにアメリカ食品衛生局(FDA)の許可を取得しているため、DEAのスケジュール変更が実施されるとすぐに全米の患者に利用可能となると予測されている。
アメリカには2万人とも言われるドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群の患者だが、日本では約7300人ほどの患者がいるとされている(難病情報センター発表)。長く治療薬が待たれている病気なだけに日本でも使用が可能になる日が来ることを願うばかりだ。