キャノピー・グロースが2020年Q1決算を発表、売上約75億円を記録

08/14/2019
垂直統合型大麻企業大手のキャノピー・グロース(Canopy Growth Corporation, TSX:WEED, NYSE:CGC)は、2019年6月末に締めた2020年Q1の決算結果を報告した。
今期、キャノピー・グロースは、予想収穫量34,000kgに対し40,960kgを収穫。今回の収穫量は、ミラベル、デルタ、アルダーグローブなど2018年に計画された全施設がフル稼働したために実現したものであり、今後キャノピーはこれら施設の最適化とコストダウンを行なっていく。最適化への努力は売上への貢献だけでなく、マージン率の改善にも繋がって行くと考えられている。
今回の収穫によって、THC高含有カンナビスの生育能力をキャノピーが有することが証明され、またこのことによって、娯楽市場で高まりつつある高THC商品の低価格化への対応力も獲得できうることが証明された。また、娯楽大麻市場では引き続き好調なセールスを記録しており、新たな消費者を惹きつけている。

<2020年Q1決算ハイライト>

・2020年Q1決算での純売上は74.2億円(C$90.5M)を記録

・調整後EBITDAは前期より4.7億円(C$5.7M)増えて75.9億円(C$92M)となったが、これはアメリカでの製品製造の拡大も含む。

・カナダでの娯楽市場向け乾燥大麻花の売り上げは前期比で94%UP。

・今期40,960kgの大麻を収穫。これは予想を上回る収穫量で2019Q4比183%。

・医療大麻の国際市場での売り上げは2019年Q1と比較して209%となった。

・56件の知的財産を特許申請。業界トップのIP戦略で現在270出願しており111の特許を取得している。

Source;
https://www.canopygrowth.com/wp-content/uploads/2019/08/190810-Canopy-Growth-Reports-First-Quarter-Fiscal-2020-Financial-Results-FINAL.pdf

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