カントラスト、カナダ保健省から違反を再指摘される

08/12/2019
カントラスト(CannTrust Holdings Inc, TSX:TRST, NYSE:CTST)のオンタリオ州ヴォーンにある大麻製造工場・工程について、現状の法規制に則っていないとしてカナダ保健省から再度指摘を受けた。
カントラストは指摘を受け入れ、現在修正作業を進行中とのこと。

7月10日〜16日に行われたカナダ保健省による審査作業では、下記点が指摘されていた。
・作業室から保管庫へコンバージョンした5つの部屋に関して、カナダ保健省の認可前である2018年7月時点からすでに保管庫として使用されていた。

・新たに拡張された2つの施設がカナダ保健省からの認可前に建設されており、そのうち一つは2018年11月から大麻の保管庫として使用されていた。

・製造工場の警備が不十分であった。

・品質管理・追及方法が不十分であった。

・標準的製造方法が認可基準を満たしていなかった。

・書類や情報内容が十分でなくカナダ保健省による検証に支障をきたした。

既報の通り、現在カントラストはカナダ保健省のレビューが終了するまで、ヴォーンで製造された全ての大麻商品の出荷、販売を停止しており、今後もカナダ保健省への協力を行なって行くとしている。
また、暫定CEOにロバート・マコービッチを指名し、独立した特別委員会を立ち上げ、今回の不祥事の原因究明と今後の改革に取り組む。

Source;
https://canntrust.com/canntrust-provides-interim-update/

—————————
<<大好評発売中!!>>

「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著

「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。
—————————

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です