GQ-Pharma

GWファーマが結節性硬化症に対するCBDの治験経過を報告

12/11/2019
てんかん治療薬のエピディオレックスを開発するGWファーマ(GW Pharmaceuticals plc, Nasdaq:GWPH)とその米国法人のグリーンウィッチ・バイオサイエンス(Greenwich Biosciences)は、全米てんかい学会の年次総会において、結節性硬化症(TSC)に関連するてんかん症状のフェーズ3の治験結果を報告した。
治験では、エピディオレックス(EPIDIOLEX®)を25mg/kg/日、50mg/kg/日、経口投与した患者群で、それぞれてんかん症状が49%減少(25mg/kg/日)、48%(50mg/kg/日)となり、プラセボ群(27%; p=0.0009, p=0.0018)に対しても顕著な減少効果が見られたとのこと。

ボストンのハーバードメディカルスクールの神経学教授で、今回の治験の主任研究員でもあるエリザベス・ティーレ医学博士は、
「結節性硬化症の神経学的特徴であるてんかんは、小児では稀で重度です。また患者の3分の2が治療抵抗性発作を経験します。今回の治験結果は患者にとって、高純度のCBD薬品が大変有効であることを示しています。」
と述べている。

GWファーマのジャスティン・ゴーバーCEOは、
「TSCに由来するてんかんを減少させることができたこの治験は、エピディオレックスの持つポテンシャルを示すものです。てんかん症状に苦しむ患者様や医療機関に対し、素晴らしい報告となったと思います。」
と述べている。

Source;
http://ir.gwpharm.com/news-releases/news-release-details/greenwich-biosciences-gw-pharmaceuticals-company-presents-new


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