03/01/2019
大麻のディスペンサリー事業を展開するメッドメン(MedMen Enterprises Inc, CSE: MMEN, OTCQX: MMNFF)が2018年12月末に締めた2019年第2四半期決算を発表した。
<2019年第2四半期決算ハイライト>
・売上は32億円となり9月末に締めた前期より39.1%UP
・粗利率は前期の45%よりUPして53%となった。これは生物資産(biological assets)の評価額がUPしたことに起因する。
・カリフォルニアで運営する8箇所のディスペンサリーでは26億円の売上を記録。前期より28%UPとなった。
<その他ハイライト>
・ファーマカンの買収によりこれまでの倍の12州での運営拡大となり、全米の人口カバー率50%を達成。
・カリフォルニアでの拠点を北カリフォルニアのエメリービルやサンノゼの事業者を買収することで拡大。サンノゼでは栽培製造も行う。第3四半期で買収が完了。
・キャプター・キャピタルを通じてサンタ・アナの大麻販売業者を買収。2019年第3四半期に買収が完了。
・アリゾナ、スコッツデールに拠点を持ち、垂直統合型カンナビス企業モナークを運営するオマハ・マネージメント・サービスを買収。
・ネバダ州のメッドメンではハウスブランドの「statemade」を販売展開。
・カリフォルニアの大麻乾燥花ブランド「Old Pal」への資本注入を完了。
・大麻関連不動産REITを扱うツリーハウス・リアル・エステート・インベストメント・トラストを設立。メッドメン他から144億円の不動産用地を取得。
ディスペンサリー事業では、16箇所の運営拠点からの売り上げを計上。これは10月に開業したラスベガス国際空港から至近のカンナビスショップやアリゾナ・スコッツデールでオープンしたディスペンサリーの売上を含んだ数字となる。
好調な売上は南カリフォルニアでの嗜好用大麻販売が好調だったことに起因しており、カリフォルニアでは8箇所のディスペンサリーを運営し、26億円の売上を記録した。