05/25/2020
カナダのアリーフィア・ヘルス(Aleafia Health Inc. (TSX:ALEF, OTC:ALEAF)は、2020年3月31日に終了した2020年第1四半期(Q1)の決算を報告した。
<ハイライト>
・アリーフィアは、Q1の調整後EBITDAが5.3億円(C$6.4M)、純売上が12億円(C$14.6M)となったことを発表。
・大麻売上は、11.3億円(C$13.7M)、前四半期比183%増、前年同期比2,486%増。
・営業キャッシュフローは黒字に。
・大麻売上の粗利益率は85%。
・販売管理費は前四半期比3%増。
・現金、現金同等物、有価証券は28.9億円(C$35M)。
・負債総額は2019年第4四半期より6.5億円(C$7.9M)減少。
・5四半期連続で記録的な収益を報告、2四半期連続で調整後EBITDAがプラス。
・調整後のEBITDAマージンは44%。
・グラムあたりの生産にかかる現金コストは0.31カナダドル。
CEOであるジェフリー・ベニック氏は、
「私たちの規律ある持続可能な成長は、当社に画期的な四半期決算をもたらしました。大麻による健康ウェルネスのエコシステムを構築していく中で、患者中心のアプローチは当社のビジネスの中核を担っています。2019年の間に制定された資本の慎重な配分は、経費の合理化、5四半期連続の堅調な収益成長、北米の大麻業界の報告発行体の中で業界をリードする売上総利益率に反映されています。現在、完全にライセンスを取得したインフラが整ったことで、無駄のない統合された生産エコシステムを活用して、運営と財務面で成功を収めることができるようになることを楽しみにしています。2020年後半には、既存の製品ポートフォリオの範囲をさらに拡大しながら、健康ウェルネス分野での消費者ニーズに合わせた大麻2.0の新しい製品フォーマットのエキサイティングなリストを導入することを楽しみにしています。」
と述べている。
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