01/07/2019
メッドメン・エンタープライズ(MedMen Enterprises Inc, CSE: MMEN, OTCQX: MMNFF)はツリーハウス・リアルエステート・インベストメント社(Treehouse Real Estate Investment Trust)が146億円の資本調達を完了しその投資案件第一弾としてメッドメンが持つ不動産を取得したことを発表した。
今回新たに組成された不動産投資会社であるツリーハウスは2030年には8兆円産業にもなると目されているカンナビス市場において投資を効率的に行う目的で設立された。
メッドメンのアダム・ビアマンCEOは、
「資金調達が完了したことは、アメリカでのカンナビス産業が投資対象として素晴らしい産業であることを物語っています。メッドメンとツリーハウスの関係性はメッドメンの株主に多大なる価値を創造することになり、精査された不動産からの収益は会社の成長機会に活用していきます。」
と述べている。
ツリーハウスはメッドメンとカリフォルニア州ベニスに拠点を持ちカンナビス事業と不動産業で確かな経験のあるのステーブル・ロード・キャピタルが共同で設立している。
ツリーハウスは両社から独立した取締役会で運営されるが、ツリーハウスが上場されるまでは日々の運営をメッドメンが監督管理する。
ツリーハウスの最初のセールリースバック取引はメッドメンとのものになる予定で、小売店などの不動産、および栽培生産施設が含まれる。メッドメンは、将来の取引からの収益を、12州で76箇所の小売業免許ならびに16箇所の栽培製造業免許を含む国内の設備面積拡大のための資金援助に役立てる予定である。メッドメンは現在16の店舗と3つの栽培製造施設を運営している。
初回の取引以降、ツリーハウスはメッドメンが所有するその他の施設および開発プロジェクトについて3年間最優先オファーを受ける。ツリーハウスの設立によりメッドメンは、小売および栽培ライセンスに関連する将来の設備投資コストを大幅に削減することが可能になる。