ティルレイがメッドメンの転換社債を取得、米国進出への足掛かりに

08/17/2021
カナダに拠点を持つ垂直統合型大麻企業のティルレイ(Tilray, Inc. Nasdaq: TLRY)と、世界的なカンナビス・ライフスタイルおよび消費者向けパッケージ商品の大手企業のメッドメン(MedMen Enterprises Inc. OTCQX: MMNFF)は、ゴッサム・グリーン・パートナーズ(Gotham Green Partners, LLCらが保有していたMedMenの発行済上位担保付き転換社債の大部分をTilrayが取得したことを発表した。
この買収により、Tilrayは、必要な規制当局の承認を得た上で、米国の大麻合法化(またはTilrayによる当該条件の放棄)後に、債券の転換および関連ワラントの行使を通じて、MedMenの重要な株式ポジションを獲得する道が開かれた。さらに、MedMenは、投資家グループに対するMedMen株式(以下に定義)およびワラントの私募による多額の株式投資を別途発表した。

MedMenは、ベイエリア、ロサンゼルス、ボストン、シカゴ、ラスベガスなどの主要都市で21のライセンスと25の小売店舗を保有する、米国を代表する大麻小売ブランドであり、世界最大の市場であるカリフォルニア州で重要な地位を占めている。米国連邦政府による大麻の合法化に先立ち、適用される法律および証券取引所の規則に従うことを条件に、MedMenは国際市場におけるMedMenの足跡を拡大する機会を積極的に模索していくとのこと。

本取引の条件に基づき、Tilrayおよびその他の戦略的投資家によって新たに設立されたリミテッド・パートナーシップ(以下「SPV」)は、MedMenが当初発行し、GGPが保有していた債券およびワラントの元本総額約1億6,580万米ドルを取得し、発行済債券の75%およびワラントの65%に相当する。
SPVにおけるTilrayの持分は、SPVが保有する債券および関連ワラントの68%の権利を表しており、このワラントは取引終了時にMedMenの発行済クラスB劣後議決権株式(以下「MedMen株式」)の約21%に転換され、行使可能となる。
Tilrayが債券を転換し、ワラントを行使できるかどうかは、米国連邦政府による大麻の合法化、またはTilrayによる当該要件の放棄、および追加の規制当局による承認に依存する。
債券およびワラントに関するティルレイの権利の対価として、またティルレイが授権資本株式数の増加に必要な株主承認を受けることを条件に、ティルレイはGGPに対して約900万株の普通株式を発行。ただし、ティルレイが2021年12月1日までに株主承認を得られなかった場合、GGPはティルレイの株式ではなく現金の受け取りを選択することができる。
ティルレイが以前から予定していた臨時株主総会は、今週木曜日(2021年8月19日)に開催される。
MedMenは、債券の譲渡による収益を受けていない。


<<大好評発売中!!>>

「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著

「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です