キャノピー・グロースがスペインの大麻企業カフィナを買収

04/16/2019
垂直統合型大麻企業のキャノピー・グロース(Canopy Growth Corporation, TSX:WEED, NYSE:CGC)は、スペインで大麻製造の免許を持つカフィナ(Cáñamo y Fibras Naturales, S.L.)を現金で買収したことを発表した。

この買収によって、キャノピー・グロースは、スペインというヨーロッパの中でも市場が拡大基調な国で欧州への足がかりを築くことになり、デンマークのオーデンセにある43万平方フィートのライセンス生産拠点と、ドイツのTütlingenにある国際ISO13485認証されたStorz and Bickel施設の運用を補完するとのこと。

カフィナは、医薬品および研究目的のTHC0.2%以上含むカンナビスの栽培、流通、輸出を許可されているスペインの3社のうちの1社であり、現在1,600平方フィートの温室で大麻栽培が行われている。またヘンプ(THC0.3%以下)栽培も認可を受けている。

スペインでのこの買収により、キャノピー・グロースは医療用大麻とCBD製品に対するヨーロッパ全体の需要に対応するための長期的なポジショニング改善を狙っているとのこと。また、キャノピー・グロースはスペインで2番目に認可された大麻乾燥花製造者とも提携している。

2014年に設立されたカフィナは、スペインのアリカンテ県に拠点を持ち、農作物の研究開発と大麻種子の販売にも対応可能な医療大麻生産のための小さな温室を設立。カフィナは以前からサティバ種の栽培(<0.2%THC)およびカンナビノイドの小規模抽出が許可された免許を取得していたが、2018年11月にスペインの医薬品医療衛生庁(AEMPS)からカンナビス全般の研究免許を取得した。

キャノピー・グロースのマーク・ザクリンCEOは、
「ヨーロッパで複数の生産拠点を持つことは、EU圏内での供給確保と売上増大を意味します。この戦略的買収によって、低価格での製造をヨーロッパで確保でき、カナダ全7州で我々が行なっているのと同様の事業運営を可能にします。カフィナの買収はスペインでの我々のポジションを確立し、今後もカナダの医療、および娯楽使用大麻の需要に対応してまいります。」
と述べている。

Source;
https://www.canopygrowth.com/investors/news-releases/canopy-growth-acquires-spanish-licensed-cannabis-producer-cafina/

—————————
<<新刊発売のお知らせ>>

「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著

「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、大麻産業の”今”が理解できるでしょう。
—————————

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です