グリーン・グロース・ブランズがエフィリアへ対するTOBを発表

12/27/2018
グリーン・グロース・ブランズ(Green Growth Brands Ltd, CSE: GGB)として事業運営を行なっているザンシック・バイオファーマ(Xanthic Biopharma Inc)はエフィリア(Aphria Inc, TSX: APHA, NYSE: APHA)の発行済株式を全株取得すべくTOBを仕掛ける意向であることを発表した。
本オファーは、エフィリアの株主に1株あたり1.5714株のグリーン・グロース・ブランズの普通株式を提供する。これは12月24日時点のトロント証券取引所(TSX)での終値に45.5%のプレミアムが付加されていることとなる。
リリースでは、グリーン・グロース・ブランズはTOBの意向発表前にエフィリアの取締役会に事前交渉しており、合併後のエフィリア経営陣の保全やコミットメントに対し友好的な交渉であったことを表明している。
カナダ全土で大麻供給ライセンスを持つエフィリアとネバダ州などで強みを発揮するグリーン・グロース・ブランズが統合すると、北米でも最大規模の垂直統合型大麻企業が誕生することになる。特にエフィリアの持つローコストでの大麻栽培技術とグリーン・グロースのリテイル部門のノウハウが結合することは、マーケットシェアを維持しながら利益も確保していくことにつながるだろう。現在のエフィリアの1グラムあたりの製造コストはC$1.30となっており、これが2019年の近い将来にはC$0.95まで下がると言われている。グリーングロースはこれに対し、ネバダ州でディスペンサリー運営のノウハウを積み上げており、両社の統合がうまくいけば強いシナジーを生むこととなるだろう。
また、グリーン・グロース・ブランズはコンシューマ用のCBD製品をプロデュースする予定で、現在のCBDヘの許容度が高まっているアメリカでは中長期でうまく機能していくだろう。

*現在このリリースはアメリカ向けではないと注釈が付いている
Original Source;
http://globenewswire.com/news-release/2018/12/27/1678670/0/en/Green-Growth-Brands-Announces-Intention-to-Launch-Takeover-Bid-for-Aphria-Inc.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です