グリーン・サム・インダストリーズ、四半期売上が112億円超へ

05/25/2020
グリーン・サム・インダストリーズ(Green Thumb Industries Inc, CSE:GTII, OTCQX:GTBIF)は、2020年3月31日に終了した第1四半期(Q1)決算を発表(5/14)。

<ハイライト>
・売上高。2020年第1四半期の売上は、前年同期比267.6%増、前四半期比35.4%増の112.86億円($102.6M)。四半期の収益は、当社の消費者向けパッケージ商品事業および小売事業全体の有機的な成長によって牽引された。

・売上総利益率。2020年第1四半期の売上総利益率は、2019年第1四半期が45.8%だったのに対し、51.6%と約5%UP。

・Q1の当社に帰属する純損失は4.6億円($4.2M、希薄化後1株当たり-0.02ドル)で、前期の純損失は15.5億円($14.1M、希薄化後1株当たり-0.07ドル)だった。

・調整後営業EBITDAは、非GAAP財務指標で、2020年第1四半期は28億円($25.5M)となり、前期比85%増、前年同期比13倍増。

・営業からのフリーキャッシュフローはプラスに転換。

・2020年3月31日現在、流動資産は154.9億円($140.8M)で、現金および現金同等物78.7億円($71.5M)が含まれています。負債残高は102.2億円($92.9M)で、そのうち2200万円($0.2M)は12ヶ月以内に返済期限が到来する。

・2020年1月および2020年3月に、それぞれイノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズとの間で、オハイオ州トレドの加工施設およびイリノイ州オグルスビーの栽培・加工施設のセール・アンド・リースバック取引を完了。これらの取引の合計で、62.9億円($57.2M)の非希釈資本を獲得。

・2020年1月1日にイリノイ州で娯楽大麻販売を開始。

・COVID-19にもかかわらず、すべての営業市場で堅調な消費者需要が継続。

グリーンサム創業者兼最高経営責任者のベン・コブラー氏は、
「当社のビジネスモデルは引き続き実証されており、第1四半期には傑出した業績を達成しました。これらの要因が、事業からのフリーキャッシュフローの黒字化に貢献しています。私たちは、強力なバランスシートに支えられた当社の事業の強さと回復力が、特にこのような厳しい時代にあっても、長期的な成功のための差別化を継続し、当社を位置づけていると信じています。」
と述べている。

Source;
https://investors.gtigrows.com/investors/news-and-events/press-releases/press-release-details/2020/Green-Thumb-Industries-Reports-First-Quarter-Revenue-of-1026-Million-and-Adjusted-Operating-EBITDA-of-255-Million/default.aspx


<<大好評発売中!!>>

「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著

「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です