09/27/2018
てんかん患者の中でも難治とされているドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群に効果が認められていたGWファーマ(GW Pharma, NASDAQ: GWPH)のエピディオレックス(Epidiolex)がアメリカ麻薬取締局(DEA)よりダウンスケジュールされた。
DEAのスケジュールではコカインやヘロイン、カンナビスなど危険度が一番高いとされる薬物がスケジュール1にカテゴライズされており、これまでカンナビス派生のカンナビジオール(CBD)などもスケジュール1にカテゴライズされていた。しかしながらエピディオレックスは6月にFDAからの承認を獲得し、DEAのスケジュール変更が待たれていた状況だった。
「エピディオレックスがスケジュール5という一番下に分類されたことに非常に喜んでおります。これでドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群の患者様へのエピディオレックス投薬が患者さんの馴染みのお医者様より処方できることになります。」
CEOのジャスティン・ゴーバー氏。
今後六週間ほどで患者さんの元へ届けられるとこのことだが、病院や輸入元のラインセンス取得状況によって異なるとのこと。
スケジュール5というのは、医療目的での使用が認められ、且つ乱用の危険性が低い薬品のカテゴリーとなっている。今回のエピディオレックスのスケジュール5への移行が、他のFDA認可がおりていないCBD製品全てに適用になるわけではないので注意が必要だ。
Original Source;
http://ir.gwpharm.com/news-releases/news-release-details/gw-pharmaceuticals-plc-and-its-us-subsidiary-greenwich-0