ティルレイ大株主プライベティアがロックアップ期間延長と合併を発表

09/10/2019

垂直統合型大麻企業大手のティルレイ (Tilray、Inc, NASDAQ:TLRY)は本日、最大の株主であるプライベティア・ホールディングス(Privateer Holdings、Inc)が保有している株式のロックアップ期間を延長し、合併契約に署名したことを発表した。
プライベティアの株主に対して最大7500万のティルレイ株式を発行する予定で、現在、プライベティアはティルレイの発行済み株式総数の77%を占めている。

最終契約の条件では、両当事者は合併を実施し、ティルレイの子会社は合併後も存続させる。また、プライベティアは、現在保有しているティルレイ普通株式の総数と同額のティルレイ普通株式を購入するオプションを有する。

ティルレイは、2018年2月のシリーズAラウンドにおいてプライベティアより資金調達し、その後、2018年7月に米国の主要な証券取引所であるナスダック市場にIPOを完了した最初の大麻生産者である。

今年初め、プライベティアはティルレイに関係のない他の3つの事業子会社の所有権をプライベティアの株主に直接分配し、現在保有しているティレイ株7500株以外の重要な資産を残していないとのこと。
今回の契約でプライベティアは、ティルレイ株式のロックアップ期間が2年間延長されることになり、また、合併完了後の最初の1年間、株式はティルレイによって、判断された裁量でのみ提供または販売がなされることとなる。
最初の1年の終わりに、クロージングおよび/または前述の提供または販売で支払われた現金の結果としてまだリリースされていない範囲で、ロックアップの対象となっている全株式の50%がリリースされる。そして、クロージングから2年目を経て、残りの株式は四半期ごとに均等に段階的にリリースされる予定とのこと。

Source:
https://ir.tilray.com/news-releases/news-release-details/tilray-inc-and-privateer-holdings-inc-sign-definitive-agreement

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