Keynote Cannabiz summit

ますます熱くなる合法大麻業界-カンナビズサミット-基調講演

07/26/2018
NCIA カンナビス・ビジネスサミット&エキスポ(NCIA’s Cannabis Business Summit&EXPO)
シリコンバレーの南の玄関口、サンノゼにあるサンノゼ・コンベンションセンターで始まったカンナビスのビジネスサミット&エキスポ。
多くの業界関係者が集うこのサミットのオープニング基調講演はNCIA共同創業者でありエグゼクティブディレクターのアーロン・スミス(Aaron Smith)氏が最初に登壇し、NCIAの躍進とマリファナの合法化が進んでいることを説明。
「アメリカにおいて合法化へ向けての世論の形成が進んでおり、メディカル使用に対するパブリックオピニオンは100%サポートされており、2/3のアメリカ人が合法化に賛成。共和党ですら過半数が合法化して非犯罪化することに賛成している。」
と述べた。
「近々合法化する方向へ進んでいるオクラホマに続き、ミズーリ、ユタ、などのこれまで考えられなかった共和党の優位な州でも合法化に向かっている。ミシガンという中南部でも娯楽用が合法化に進んでおり、合法化すればカリフォルニア州に次ぐ市場となるだろう。」
と話し、また、オピオイドの代替役としての役割も担うことが期待されているためこの流れは全国的なものになり、そのためにNCIAは1700以上のメンバー企業・個人がおり日々ポリシーメーカーに働きかけているとのこと。

またアーロン氏は
「中間選挙で誰がこの流れをバックアップしてくれるかも注目している。トランプ大統領もそれぞれの州がカンナビスの管轄することを認めており、先日のジェフ・セッションズの発言は現実からかけ離れていると言っていた。」
と述べ、会場には笑いが起こっていた。

その後オバマ大統領時代に連邦判事だったジェームズ・コール(James Cole)氏が登場し、アーロン氏との対談形式でColeメモと言われる合法化へ向けての進言メモとそのメモを提出するに至った経緯、そしてこれからカンナビス業界が解決しなければいけない銀行システム、検査・研究の必要性、罰するのではなく、管理していくことの方が重要などを話し合った。

今後のカンナビスの合法化、非犯罪化には様々な業界、行政、関係機関の協力がこれまで以上に必要となるだろう。

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