06/24/2019
カナダに本拠地を置く垂直統合型大麻企業大手のキャノピー・グロース(Canopy Growth Corporation, TSX:WEED, NYSE:CGC)とアメリカの複数州で大麻事業を展開しているアクレージ・ホールディングス(Acreage Holdings, Inc, CSE:ACGR.U, OTC:ACRGF)は、ブリティッシュコロンビア州最高裁判所から、先に発表された合併の条件を承認する最終許可を取得した。
合併に当たっての条件は、先日の報道通り、アメリカ連邦法においてマリファナの栽培、流通、所持が合法となるか、マリファナ規制が撤廃されるかというトリガーイベントによって実行される。また、キャノピー・グロースはトリガー・イベントを放棄することが認められており、その場合は、ニューヨーク証券取引所(以下「NYSE」)および/またはトロント証券取引所(以下「TSX」)の方針により買収完了が認められた場合に放棄する予定となっている。また、買収が完了しても、キャノピー・グロースとコンステレーション・ブランズとの間で締結したものを含め、第三者の合意に違反することはないとのこと。
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