大麻教育メディアのグリーン・フラワー・メディアが22億円を調達

06/19/2019
カリフォルニア州ベンチュラに本拠地を持ち、大麻・カンナビスに関する教育メディアプラットフォームを提供しているグリーン・フラワー・メディア(Green Flower Media)が、シリーズAの調達ラウンドで22億円($20M)を資金調達したことを発表した。
今回のシリーズでは、チュアタラ・キャピタル(Tuatara Capital)がリードとなり、その他ポセイドン・アセット・マネジメント、フィト・パートナーズが参加した。今後は業界をリードする認定ブラグラムの開発や、サブスクリプションサービスの拡張、パートナーシップの獲得、マネジメントチームの拡充などに調達資金が使用される見込みだ。

グリーン・フラワー・メディアが推進している認定プログラムは、大麻カンナビス・ビジネス、医療大麻の使用法、法規制およびコンプライアンス、抽出方法、ヘンプ、CBD、大麻製品販売などの分野をカバーするものになるとのこと。それぞれの分野のエキスパートが指導するこれらのプログラムは、今後合法市場の拡大とともにニーズが高まってくると予想されており、起業するにしても雇われるにしても、これらの知識は重要なものとなってくるだろう。

グリーン・フラワー・メディアの認定プログラムは、世界中の学生や求職者に必要な専門知識を提供し、合法的な大麻業界のさまざまな分野で成功を収めるためのものとなる。これらのプログラムは、大手大麻企業や主流企業でもスタッフや新入社員研修に活用されており、規模の拡大も容易である。

オリジナルコンテンツが投稿される4つの新しいチャンネルが、サブスクリプションのストリーミングサービスとして近日中にローンチ予定だ。
4つのチャンネルは、
Cannabis for Health & Wellness,(健康福祉のためのカンナビス)、
Cannabis Business(カンナビス・ビジネス)
Growing Cannabis & Hemp(カンナビス、ヘンプの育て方)
Cannabis Culture(カンナビス文化)
が用意される。
これらのチャンネルは、大麻産業をリードしている専門家の最先端知識を共有するプラットフォームとなり、信頼できる大麻情報を求めている世界中の視聴者にコンテンツを提供することになる。
これらコンテンツは、第3四半期以降、新しいモバイルアプリとOTTチャンネル(NetflixやHULUなど・・・未定)でも利用できるようになるとのこと。

今回のシリーズAの資金調達により、グリーン・フラワー・メディアのチームは25人から3倍の75人になる。これらの人材採用は、マーケティング、オペレーション、セールスチーム拡張、新しい大麻専任の高等教育部門が含まれる。また、自社制作チームに新しいコンテンツ担当副社長、教育デザイナー、コンテンツプロデューサー、テクニカルライターを追加することを強く推奨している。

Source;
https://www.businesswire.com/news/home/20190619005314/en/

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