キャノピー・グロースがニューヨークにヘンプ開発拠点を確保

04/29/2019
垂直統合型大麻企業大手のキャノピー・グロース(Canopy Growth Corporation, TSX:WEED, NYSE:CGC)本サイト既報の通り、ニューヨーク州カークウッドにヘンプ・インダストリアル・パークとなるヘンプ開発拠点を設けることを発表した。
パーク敷地面積48エーカーのうち30万8千フィートをキャノピーが使用する。ニューヨーク・デザイン・アクティビティーズは今夏にも建設を開始するとしており、ヘンプ由来のカンナビノイド抽出施設やヘンプ製品製造にまつわる事業を他のヘンプ企業とも協業してこのパークで創造していくとのこと。

ブルース・リントンCEOは、
「キャノピー・グロースは、アメリカ市場での足元を固めるためにも、地元企業との協力と雇用創出を望んでいます。我々の投資目標は新たな起業家たちを刺激してエコシステムを作っていくことであり、そのことで一企業が成し得ることより大きな成果が得られると考えております。今回の施設建設で、我々と同じような価値観を持つヘンプ企業を惹きつけられると考えています。」
と述べている。

2019年後半にもリーダーシップを取れる人材雇用を始め、フルタイム雇用は2020年からとなる模様。キャノピー・グロースは、ニューヨーク州でのヘンプの地産地消ができる体制を構築することを目論んでいる。

ブルームカウンティ(郡)のエグゼクティブであるジェイソン・ガーナーは、
「キャノピー・グロースがこの地で事業展開することを歓迎しております。このような規模で開発投資が行われたことはありませんでしたので、今回の決定によって雇用拡大が望め、大変喜んでおります。」
と述べている。

今後キャノピーは他のヘンプ繊維や、ヘンプシード、ヘンプ由来のカンナビノイドなどを開発するヘンプ企業にもこの地区への参画を求めていく。

Source;
https://www.canopygrowth.com/investors/news-releases/new-york-hemp-industrial-park-update/

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