02/26/2019
CBD製品が好調なエリクシノール・グローバル(Elixinol Global, ASX:EXL, OTC: ELLXF)は、上場後初の年間決算となる2018年度の決算結果をいち早く投資家向けのプレゼンテーションで発表した。
売上額は昨年度から121%UPとなる28億円となり、順調に成長していることをアピールした。また、これはヘンプ由来のCBD製品販売が好調だったことに起因するとのこと。
今後もファームビル改正の恩恵で好調な市場拡張が続くと予測している。
EBITDAも前年から大きく改善しており、2018年度は0.6億円(A$0.7M)となっている。
エリクシノール・グローバルはオーストラリアで医療大麻を取り扱うナンヤラ(Nunyara)とCBD製品を取り扱うヘンプフーズ(Hemp Foods Australia)、エリクシノール(Elixinol)を3本柱に事業展開しており、売り上げに占めるエリクシノールの割合は87%となっており、前年度からの伸びは141%を記録し、プライベートブランドでのセールスは359%UPとなった。
エリクシノール部門では、生産能力の拡張、小売店への高マージン製品のセールス、製品ラインナップの拡充、ヨーロッパと日本市場の拡大などを戦略に据えており、ヘンプフーズ・オーストラリアではコアプロダクトとなる新製品の販売やサティバ・スキンケア製品を健康市場とオンライン市場で販売するなど行なっている。
ナンヤラでは、生産・製造工場の拡張と医療大麻に関する教育プログラムの開発などを実施してきた。
アメリカのエリクシノールでは、2019年度も引き続き好調な売り上げ予測をしており、生産規模を2倍にし新製品のラインナップの拡充も図られるとのこと。
日本でも存在感を示しているエリクシノールだけに、今後の動向にも注目していきたい。
Original Source;
https://www.elixinolglobal.com/site/showdownloaddoc.aspx?AnnounceGuid=dfd36260-1b28-4191-aae0-85979ce5130a