05/13/2019
垂直統合型大麻企業のオーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis Inc, NYSE:ACB, TSX: ACB)は、ラディエント・テクノロジーズ(Radient Technologies Inc,TSX-V:RTI, OTCQX:RDDTF)がバイオマスで生産した最初の商業用カンナビノイド派生物を受領したことを発表した。これによってラディエント・テクノロジーズは商業規模でカンナビノイド派生物を生産できることを証明し、今後カナダ・エドモントンで生産拡大し、最終的には300,000kgのカンナビス・バイオマスを構築することとなる。
ラディエント・テクノロジーズとオーロラ・カンナビスは2017年にジョイントベンチャーを設立し、ラディエントが持つMAPTMと呼ばれるカンナビノイド抽出技術が商業規模で成立するかをリサーチしていた。
オーロラにとってラディエント・テクノロジーズがこの技術を確立することは、派生製品戦略にとって非常に重要であり、有利なコスト優位性、利益の押し上げ、そしてカンナビノイド抽出能力の大幅な向上をもたらすこととなる。
今回、乾燥した大麻バイオマスの商業規模のバッチは、ラディエントの抽出プラットフォームで連続的に24時間以内に完全に処理され精製された。
ラディエントのテクノロジープラットフォームは、植物バイオマスを利用してカンナビノイドの高い抽出効率と大量処理量のために設計されており、オーロラ・カンナビスは幅広い派生商品を提供するうえでコストと量の面で有利になるだろう。
エドモントンにあるラディエントのヘンプ施設は、年間約3,200,000kgの大麻バイオマスを処理することが可能となる予定で、施工工事のフェーズ1は2019年の第3四半期に完了する予定とのこと。
Source;
https://investor.auroramj.com/#
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