IIPR

大麻産業専門に不動産事業を営むIIPRが前年同期比146%UPとなる好決算を発表

05/10/2019
カリフォルニア州サンディエゴに拠点を持ち、大麻ビジネスに特化した不動産事業を展開しているイノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズ(Innovative Industrial Properties, Inc, NYSE:IIPR)が、2019年度第1四半期決算を発表した。
カンナビス関連の不動産業者で唯一ニューヨーク証券取引市場に上場しているIIPRは、今期の決算発表が2016年12月の創業以来9期目となる。

<決算および事業ハイライト>

・IIPRの今期不動産レンタル事業からの売上は7.2億円($6.6M)となり、前年同期比146%UP。

・IIPRの当四半期の純利益は3.6億円($3.3M)となり、希薄化後1株当たり$0.33となり、調整後資金(以下「AFFO」)も5.8億円($5.3M)、希薄化後1株当たり$0.54を記録。 AFFOは、前年同期から275%増加。

・2019年4月15日に8株連続の1株当たり$0.45の配当を実施。IIPRの2018年第4四半期の配当から約29%の増加。

・IIPRの運営子会社が、2024年に満期元本総額3.75%の元本総額158億円($143.7M)-追加購入オプションの152.4億円($138.6M)を含む-の私募債での資金調達を完了。

・2月にカリフォルニアで43,000平方フィートの工業所有権を取得。大麻栽培について経験豊富なオペレーターとの長期トリプルネットリースを締結。この不動産の再開発には12.6億円($11.5M)かかると予想されている。

・3月にオハイオ州で不動産を取得し、完成時に合計58,000平方フィートを占めると予想される2つの産業施設および温室施設について、ファーマカン(PharmaCann LLC)の子会社と長期トリプルネットリースを締結。資産の取得および開発に対するIIPRの総投資額は22億円($20M)と予想。

・4月にIIPRは南カリフォルニアの5つの工業用不動産を合計で29.8億円($27.1M)で取得し、大麻栽培販売ライセンスを受けたオペレーターとこれらの各不動産の長期トリプルネットリースを締結。

・同じく4月にペンシルベニア州で51,000平方フィートの工業用不動産を取得し、マイトリ・ジェネティクス(Maitri Genetics、LLC)との間で長期トリプルネットリースを締結。資産の取得および再開発に対するIIPRの投資総額は17.9億円($16.3M)となる模様。

<その他ポートフォリオアップデート>

・2019年1月1日以来、IIPRはアメリカの3つの州で総資産82.2億円($74.8M)となる8物件を取得。この資産はIIPRの物件開発、再開発、またはテナントから要求された用地改善を完了するための確約済み資本が含まれる。

・マイトリ(Maitri)およびカリフォルニア州のライセンス事業者2社と新たなテナント契約を締結。

・ファーマカン(PharmaCann)とのテナント関係も、複数州での成長イニシアチブの遂行を継続しながら、関係拡大を行なっている。

・2019年5月7日の時点で、IIPRは約130万平方フィート(開発/再開発中の約21万平方フィートを含む)の賃貸可能な不動産を所有しており、これらは公認医療用大麻事業者に100%リースされている。IIPRが不動産を所有している州は、アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、イリノイ州、メリーランド州、マサチューセッツ州、ミシガン州、ミネソタ州、ニューヨーク州、オハイオ州およびペンシルベニア州の11州となっており、加重平均残存リース期間は約15.2年。

・2019年5月7日の時点での投資額は合計で218.1億円($198.3M)となっており、特定テナントと売り手に物件建設とリノベーション分を払い戻すために48.2億円($43.9M)4を支払った。

・2019年5月7日現在、所有19物件について、IIPRの平均投資利回りは約14.8%となっている。

Source;
http://investors.innovativeindustrialproperties.com/press-releases/2019/05-08-2019-213108416

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