5/31/2019
大麻企業やディスペンサリーにPOSやCRMデータなどのビッグデータを提供するBaker等を抱えるティルト・ホールディングス(TILT Holdings Inc, CSE:TILT, OTCQB:SVVTF)が2019年第1四半期決算を発表した。
<決算ハイライト>
・監査前の数字で見ると、第1四半期売上は44億円($40M)となり、前年度より169%UP。
・プロフォーマベースでの調整後EBITDAマージンは18.4%となり、前年同期比で330ベーシスポイントUP。
・ジュピター・リサーチ(Jupiter Research)、ブラックバード(Blackbird)、スタンダード・ファームス(Standard Farms)の買収が完了。カンナビス・大麻業界向けの包括的ソリューションプロバイダーとしての地位を確立。
・マサチューセッツ州で、サードパーティーのクライアント向けに製造サプライチェーンのパートナーシップを開始。
・ロスアンジェルス地域でオンデマンドの大麻デリバリーサービスを開始。
・ティルトの持つソフトウェアおよびサプライチェーンサービスとの統合により、カリフォルニア州でのジュピター・リサーチの拡販を実施。
・OTCQBベンチャーマーケットへ株式を上場。
・マーク・スキャッタデーを暫定最高経営責任者に任命。
ティルト・ホールディングスは;
大麻・カンナビス企業に向けて、様々なフォームファクタやベポライザー、1,500以上のディスペンサリーが使用しているCRMや幅広いソフトウェア製品を提供している。ティルト・ホールディングスはマサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、米国、トロント、ロンドンにオフィスを構え、従業員は500人超、米国40州、カナダ、ヨーロッパで販売を行っている。
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