02/15/2019
昨年12月頭、ハイデンバーグ・リサーチによる南米投資を疑問視するレポートが発表されたエフィリア(Aphria Inc, TSX:APHA, NYSE: APHA)は、これを受けて特別委員会による調査結果を発表した。
特別委員会のレポートによると、
・南米LATAMの買収は他の競合他社の買収事案などと比較しても許容範囲であり、問題はない。
・アルゼンチン、コロンビア、ジャマイカでの買収もエフィリアのビジネスプランに基づいて行われたものであり正当なものである。
とのこと。
また、委員会は、今後のエフィリアのコーポレートガバンンスに関して、
・取締役会および経営陣は取締役会の大部分が独立した取締役で構成されていることを確認し、取締役および上級管理職向けにコーポレートガバナンスに関するトレーニングを継続的に実施するために、取締役会の構成を見直すこと。
・共通の取締役および執行役員は買収、取引および重要な契約に関するリスクを評価および軽減するためのポリシーを作成し実施すること。
。戦略的取引に関する正式な手続き方法を確立し実施すること。
・潜在的な利益相反に対するリスクを考慮し、直接的または間接的な所有権の開示ならびに潜在的利益相反の可能性を管理するためのベストプラクティスを採用すること。
。取引上の問題およびその他の事項への関与の前に、外部の専門家およびアドバイザーの独立性および資格を確認すること。
以上の項目を提案し、取締役会がこれを承認した。
アーウィン・D・サイモン独立取締役会長は、
「私を含む取締役会は特別委員会の独立性と査察結果に満足しております。長期に渡った調査が建設的なものとなりました。私はLATAM買収時には取締役ではありませんでしたが、特別委員会が示した結果によって、その買収が正当な取引であり、エフィリアの国際戦略に則ったものであったことで、私を含む取締役会一同も自信をもってこれからの運営に当たれると確信しています。」
と語っている。
Original Source;
https://aphria.ca/blog/aphria-announces-conclusion-of-special-committee-review/