03/09/2021
全米23州で事業展開するキュラリーフ(Curaleaf Holdings Inc, CSE:CURA OTCQX:CURLF)が第4四半期および年度決算を発表した。
・予想EPS -$0.025 実績 -$0.05 ❌
・予想売上 $239.2M 実績 $233.3 M ❌
<第4四半期ハイライト>
管理売上は過去最高の2億3330万ドルで、前年比186%増、前四半期比21%増。
総収入は2億3030万ドルを記録し、前年比205%増、前四半期比26%増。
調整後のEBITDAは過去最高の5,380万ドルで、前年比289%増、前四半期比27%増。
Alternative Therapies Group(ATG)の買収を完了。
Curaleaf Marylandの資産を総額400万ドルで売却。
研究開発活動により、当四半期中にフォームファクターの異なる32種類の新製剤を発売開始。
<通期ハイライト>
管理売上は過去最高の6,530万ドルで、前年比161%増。
記録的な総売上6億2660万ドル、前年比184%増。
2019年の水準の4倍以上に成長した1億4410万ドルの過去最高の調整済みEBITDA。
Select、Grassroots、Curaleaf NJ、Arrow、MEOT、Remedy、Blue Kudu、ATGを含む8つの買収を完了。
買収と有機的成長の両方を通じ、小売事業と卸売事業を大幅に拡大し、小売事業を51から96へ、栽培拠点を14から23へ、加工拠点を15から30へと成長させるとともに、14州から23州へと事業を拡大。
研究開発活動により、84種類の新配合製品を発売。
<第4四半期以降のハイライト>
キュラリーフは、欧州最大の垂直統合型独立系大麻企業であるEMMAC Life Sciences Limitedを買収することで欧州大麻市場に参入し、売上高ベースで世界の大麻市場のリーダーとなる。この取引は、2021年の第2四半期の早い時期に完了する予定。
18,975,000株の劣後議決権株式の公募増資で2億4,060万ドルの純資金を調達し、既存の有担保信用枠へのタックオンで4,920万ドルの純資金を調達。
2020年12月31日以降、フロリダ、ペンシルバニア、メイン州に5店舗を新規オープンし、小売店舗数は合計101店舗となる。
<<大好評発売中!!>>
「投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス」980円
カンナビストック・ジェーピー編集部 著
「ダメ!絶対!」が浸透している日本では考えられないことだが、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで多くの企業がこの産業に参入し、彼らの多くはすでに大麻合法化へと向かう時代の流れを掴み、着々と事業を拡大している。
本書では、大麻ビジネスが世界でどのように展開されているのか、市場規模や各国の状況、そしてどのような産業や企業があるのかをざっと理解できるように構成している。
本書で取り上げた企業はほんの一部に過ぎないが、今後の大麻産業の流れを見る中でも押さえておきたい企業を取り上げた。
本サイトと合わせて読んでいただければ、「グリーンラッシュ」と呼ばれる大麻産業の”今”が理解できるでしょう。