02/27/2019
FDA認可の抗てんかん薬「エピディオレックス(Epidiolex)」を製造販売するGWファーマシューティカルズ(GW Pharmaceuticals plc,NASDAQ:GWPH)は2018年12月末に締めた四半期決算の結果を報告した。
GWの最高経営責任者(CEO)であるジャスティン・ゴバー(Justin Gover)は、次のように述べています。
「エピディオレックスに対する医師と患者からの需要の高さに驚きつつ満足しております。また、米国での販売開始が第2四半期の途中から始まり、2018年末までの2か月で、続く2019年の本格的な販売開始に向けての必要な準備を行うことができました。新年に入っても処方の増加は我々が正しい戦略を採っていると信じられるものであり、今後も新しい治療法を必要とされる現場に導入してまいります。米国での発売に加えて、今後数ヶ月以内に欧州では、結節性硬化症コンプレックスでの第3相試験の結果、そしてパイプラインにおけるいくつか進捗を認可していただけることになるでしょう。」
<オペレーション・ハイライト>
「エピディオレックス」に関して:
・てんかんの中でも難病とされるドラベ症候群に有効とされたFDA認可のカンナビス含有治療薬「エピディオレックス」の売り上げは、11月1日から12月31日までで5.1億円。
・約4500人の新規患者が2ヶ月間の間にエピディオレックス治療に登録。
・500人以上の医者・施術者が上記2ヶ月間で処方箋を発行。
・処方箋の数は2019年1月は12月に比べて150%UPの伸び。
・需要の大半はてんかんを扱う大病院や高度医療施設からのものとのこと。
・取扱薬局の数は130箇所へ拡大。
・約900の医療プログラムが2019年第2四半期に製品を入手する予定。
・ヨーロッパでは現在EMAとCHMPのレビュー中。
・ヨーロッパの5カ国で2019年中に発売予定。
<ファイナンシャル・ハイライト>
・会計年度の改定→新年度は2019年1月1日からスタート
・売上は7.3億円($6.7M)となり前年同期の4.4億円($4M)から大幅UP。
・流動資産は前期の390億円($354.9M)から650.1億円($591.5)とこちらも大幅UP。
・純利益は前年同期のマイナス68億円($61.8M)からマイナス79.1億円($71.9M)とマイナスが拡大している。
Original Source;
http://ir.gwpharm.com/news-releases/news-release-details/gw-pharmaceuticals-plc-reports-financial-results-and-operational