Elixinol Revenue for Q2 2018

カンナビスセクターは2018年の最高値から70%の下落

10/02/2019
ニュー・カンナビスベンチャー(NCV)がまとめているグローバル・カンナビス・ストック・インデックスによると、大麻・カンナビスセクターの株価インデックスが、ここ2年で最高値をつけた2018年初頭から約70%の下落となっている。これは昨年12月に経験した下落よりもさらに落ち込んでおり、一部では大麻バブルがはじけたとも言われている。
しかしながら、4半期決算の状況を見ると、堅調な売上推移を見せている企業も多く、NCVによるランキングで営業利益黒字を出している企業は、マリメッド(Marimed, OTC:MRMD)シャーロット・ウェブ(Charlotte’s Web Holdings, OTC:CWBHF)グロージェネレーション(GrowGeneration, OTC:GRWG)CVサイエンス(CV Sciences, OTC;CVSI)プラネット13(Planet13, OTC:PLNHF)ヴィレッジ・ファームズ(Village Farms, NASDAQ:VFF)イノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズ(Innovative Industrial Properties, NYSE:IIPR)メディファーム・ラボ(Medipharm Labs, OTCQX:MEDIF)オルガニグラム(Organigram, NASDAQ:OGI)となっている。

現在アメリカの株式市場はNYSE, Nasdaqともにボラティリティが高い状態が続いており、またそれ以上のUPDOWNをカンナビスセクターは経験している。今後はある程度の熱狂が冷め、真に実力ある企業が生き残っていく淘汰の時代に入っていくのかもしれない。
また、2020年のアメリカ大統領選に絡む、連邦規模での大麻合法化がどのように進むかによっても、株価形成のトレンドは変わってくるだろう。

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