ティルレイ 前期比11%UPとなるQ1決算を発表

05/13/2020

ブリティッシュコロンビア州ナナイモに本社を置く垂直統合型大麻企業のティルレイ(Tilray, Inc, Nasdaq:TLRY)は、2020年3月31日に終了した第1四半期(Q1)の決算を発表した。

CEOブレンダン・ケネディは、
「2020年第1四半期に向けて、当社の中核事業セグメントの各分野において、力強い四半期連続増収を報告することができ、嬉しく思います。当社は引き続き、長期的な成長機会と、第4四半期末までに調整後EBITDAをプラスにするという目標を達成することに注力しています。当四半期の国際医療事業の売上高に示されるように、このセグメントは継続的な成長を示し、マージンにプラスの影響を与えると予想しています。第1四半期中および第1四半期以降、当社は事業全体の効率化を推進するための重要な措置を講じ、2019年第4四半期の稼働率と比較して約4,000万ドルの年率コスト削減を実現しました。これらの行動によるプラスの影響は、今期の業績には十分に反映されていませんが、年内にはより明確になっていくでしょう。」
と述べている。

<2020年第1四半期財務ハイライト>
・売上は前年同期比126.2%増の57.3億円($52.1M)。成長要因としては、バルクを除くすべてのチャネルで大麻販売の増加、買収したマニトバハーベストによる売上が寄与した。

・売上は前期と比較して11.0%増加。娯楽大麻売上が23.0%増加、ヘンプ関連製品の売上が14.3%増加したことに牽引されたが、バルク販売の減少により一部相殺された。

・大麻総販売量は、2019年第1四半期の3,012キログラムから92.4%増の5,794キログラムとなった。この成長は、娯楽用大麻販売が増加したことと、エディブルなどを含むカンナビス2.0製品の発売によるもの。

・グラムあたりの平均大麻販売価格は、2019年第1四半期の5.60ドルに対し、5.28ドルに減少。

・2020年第1四半期の娯楽用大麻の物品税を除いた平均純販売価格は、1グラムあたり3.49ドルだった。

・当四半期の粗利率は21%で、前年同期比で200ベーシスポイント低下したが、前期に計上されたマイナスマージンを大幅に上回った。

・在庫評価調整を除く大麻の粗利益率は、2019年第1四半期の28%から29%に上昇し、2019年第4四半期の24%から上昇。

・純損失は202.5億円($184.1M, 1株当たり1.73ドル)で、前年同期は32.2億円($29.4M, 1株当たり0.31ドル)の損失だった。

・純損失の増加は主に、当社の普通株式およびワラントの登録募集に関連するワラント負債の公正価値の変化79.2億円($72M)、資産の減損32.8億円($29.8M)、外貨換算損失30.9億円($28.1M)をもたらすカナダドル安、当社の大麻部門における成長イニシアチブに関連する営業費用の増加、人員削減に関連する退職費用2.1億円($1.9M)によるものとのこと。

・純損失は、前期比で38.5億円($35M,(16%))減少。これは2020年第1四半期の売上総利益率の改善と、前期に計上された大幅な減損によるものが主な要因。

・調整後EBITDAは、前年同期16.8億円($15.3M)の損失に対し、21.7億円($19.7M)の損失となった。調整後EBITDAの損失が緩やかに増加したのは、主に商業的成長の取り組みに関連した一般管理費のコスト増加と、栽培の取り組みに関連した営業コストの増加によるもの。

・調整後EBITDA21.7億円($19.7M)の損失は、前期の35.3Mドルの損失からは44%改善。この改善は概して、コスト削減と営業効率によるもの。

・バランスシートでは、2020年第1四半期を1億7,400万ドルの現金を保有。

Source;
https://ir.tilray.com/news-releases/news-release-details/tilray-inc-reports-first-quarter-2020-financial-results


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