05/21/2020
フロリダを中心に大麻事業を展開するトゥルーリーブ( Trulieve Cannabis Corp, CSE:TRUL OTCQX:TCNNF)が、2020年3月末で締めた2020年Q1の決算を発表した。
<財務・事業ハイライト>
・記録的な売上105.7億円($96.1M)を達成し、前四半期比21%増となった。
・2020年第1四半期の調整後EBITDAは54.3億円($49.4M)となった。
・1株当たり利益(EPS)は0.12ドルを達成。
・GAAP調整マージンは77%達成。
・2020年3月31日現在の現金および現金同等物は110.9億円($100.8M)となり、強固なキャッシュ・ポジションを維持。
・当四半期中に「TruPowder」、「TruTincture drops」、「ground flower」などの新製品を発売。
・フロリダ州に3つの新店舗をオープンし、第1四半期終了時には全国47店舗となった。
・COVID-19に対応して、業界をリードする追加の対策を導入。
CEOであるキム・リバース氏は、
「当四半期、トゥルーリーブは、フロリダ州での市場シェアを継続的に拡大させ、献身的なチームとサプライチェーンの規模効率性により、製品に対する需要の増加にうまく対応することができたことから、並外れた業績を達成しました。 トゥルーリーブは重要なファンダメンタルズと財務規律を実行し、今四半期の市場シェアの拡大と相まってフリーキャッシュフローの黒字化に貢献し、バランスシートをさらに強化し、財務スチュワードシップの有効性を証明しました。 当社の財務基盤は、このような時代にますます重要性を増している有機的な成長イニシアチブと外部成長イニシアチブの両方をサポートするための柔軟性を提供することで、市場における当社の差別化を継続しています。」
と述べている。
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